値動きの激しい市場を乗り切るための3つの鍵

25 January 2019 | マーケット・経済

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バンガードの最高投資責任者(CIO)であるグレッグ・デイビスが最近の市場動向について見解を示します。

最近の米国の株式市場の乱高下にめまいを感じているとすれば、それはあなただけではありません。主な指数は毎日のように変動しており、船酔いのような気分になることも理解できます。

そのような時には、次の3つの考え方が役に立つでしょう。


大局的な見方を維持すること。あなたの思い込みではなく、実際に市場の変動は最近ますます激しくなっています。しかし、ボラティリティが高まったことで過去の標準値に近づいていることを知れば驚かれるでしょう。投資家は、2017年に経験したような通常より低いボラティリティを基準として考えてしまっているのかもしれません(図参照)。

早まった行動を取らないこと。長期にわたり様々な株式や債券に幅広く投資してきたのであれば、ポートフォリオの価値は高まっているはずです。投資判断のタイミングを誤るリスクは、ポートフォリオを変化させないリスクよりも高いことが多いのです。何もしないことも一つの投資判断だということを忘れないでください。

資産配分をチェックすること。市場の動きによって、計画していた株式や債券等の資産の比率が大きく変化した場合には、リバランスを行うことは賢明かもしれません。

すでに以上の点をご存知で、市場の変動を特に心配されていないようであれば、私からは「お読みいただきありがとうございました」と申し上げます。

市場の混乱に惑わされず、長期的な視点を持ち続けてください。

注:日中ボラティリティは、S&P500指数の日々の取引価格レンジ[(高値-安値)/始値]で算出。出所:ブルームバーグのデータを用いてバンガードが算出


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あらゆる投資にはリスクが伴い、これには元本毀損リスクも含まれます。国際投資には、外国通貨の減価や特定の国・地域の情勢悪化によってリターンが低下する可能性といった追加的なリスクが伴います。

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