退職に向けた準備をしていますか?

26 April 2019 | 退職後の生活

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あなたが退職という大きな決断をされたとしたら、おめでとうございます!この記事では、私の認定ファイナンシャル・プランナー™(CFP®)の肩書を取って、あなたが金銭面の準備はできているという前提でお話ししようと思います。

お金に関する決断は重要ですが、退職後にどのようなライフスタイルを望むのかに関する決断も、同じように重要です。ご自身で、人生の次の段階を望むようにすることができるのです。


退職後にどのように時間を過ごすつもりか考えたことはありますか?毎日仕事に行かないということの新鮮味が薄れた後、生き生きと過ごすにはどういった活動や趣味がよいでしょうか?旅行やボランティアをしますか?それとも、今まで時間がなくてできなかった趣味を始めますか?

スケジュールを決める

何をすることにしたとしても、時間をどのように管理するのかを考えることが重要です。順調な生活を送るためにスケジュールを決めたいですか?時間がすべて自分のものとなるよう、何も決めておかない方がいいと思われる方もいるかもしれません。あるいは、この2つの考え方を組み合わせるのが良いかもしれません。つまり、1週間のうち3日については日課を決めず、2日についてはスケジュールを決めるという方法です。どのような方法が一番上手くいくのか、ご自身の気持ちに正直になりましょう。そして、それに従ってスケジュールを決めるのです。

退職者向けのその他のヒント

今なら、フルタイムで働いていた時にはいつもできなかったことをする時間があります。退職に向けて準備する中で考慮すべき、従来の(あまり従来通りでないものもありますが)考え方やヒントをいくつかお伝えしたいと思います。

  • ボランティア活動を検討する。あなたのスキルやエネルギーを必要としている組織がたくさんあります!ほんの数例ですが、地元の図書館、動物保護施設、宗教団体、 学校、病院や地域委員会を確認してみましょう。
  • 「オフピーク(混雑していない)」時間に用事を済ませる。もうランチタイムや週末に食料品店や薬局に行く必要はありません。ほとんどの人が働いている時間に、用事を済ませることができるのですから、このチャンスを利用しましょう。生活にゆとりが生まれ、ストレスが減ることでしょう。
  • 医者に診てもらい、詳細な健康診断を受ける。退職する際には、ご自身の基準となる健康状態を知っておくことが重要です。退職後の生活を最大限に楽しめるよう、病院に行ったら、ライフスタイルに生じ得る変化について医者と話して健康増進に役立てましょう。毎日散歩したり、ジムに入会したり、自宅で運動できる準備をしたり、ヨガを始めたりする時間があります。ただし、最も重要なのは、一貫してその新しい運動プログラムを行うことです。また、フィットネス・センターが空いているオフピーク時間に運動することもできます。
  • これから住む場所について考える。この先も今の家に住む予定ですか?自宅でより楽しめるように、着手したい計画がいくつかあるかもしれませんね。また、家の中を見回してみてください。必要以上に「もの」をため込んでいましたか?もしそうなら、一度しっかり掃除することを考えてみてください。近藤麻理恵さんが広めた「こんまり流の片づけ法」は、米国を席巻しています。これは心がときめくものだけを取っておくという考え方です。家族へ譲りたい先祖伝来の家宝がある場合は、家族がその家財を楽しんでいる姿をご自身が見られるよう、今譲ってしまってもよいかもしれません。
  • 金銭面の棚卸しをする。さて、1点だけ、退職の金銭的な側面についてお話ししなければなりません。生きている間、そして亡くなった後、ご自身の資産をどうしたいですか?苦労して貯めた貯金をご自身で使いたいですか?ご家族などを支援したいですか?今あなたがご家族に対して行うことのできる贈与には、入念に立てられた計画が伴うことを覚えておいてください。

    まだそのような準備ができていない場合は、相続専門の弁護士との面会を設定して、遺言書、委任状、生前遺言や医療に関する委任状などの重要な全書類を完成させましょう。また、退職金口座と生命保険契約の受取人も確認し、ご自身の口座の所有権が適切であることを確認しましょう。最後に、必要なときにご家族が簡単に見つけられるよう、すべての重要な書類と情報を保存するフォルダを作りましょう。

さあ、理想の生活を送りましょう

あなたの人生におけるこの時期は、充実したものとなるはずです。そして最も重要なことは、あなたが望む通りにできるはずだということです。どのように時間を過ごすにしても、幸せで健康な退職後の生活を願っています!




シャロン・マクファデン

シャロン・マクファデンは、CPAおよびCFPの資格を有しており、バンガードの投資手法の策定を担当するバンガード・インベストメント・ストラテジー・グループのインベストメント・アナリストです。世界中で退職に関するトピックについてリサーチを行い、ソート・リーダーシップを提供するチームの一員であり、世界的な退職制度、個人資産管理、退職計画およびポートフォリオ構築戦略に関する専門知識を有しています。現在の職務に就く前は、バンガード・パーソナル・アドバイス・サービスにおいて投資家と直接関わる業務に従事していました。

シャロン・マクファデンは、デラウェア大学で会計の学士号を、セント・ジョセフ大学で経営学修士号を取得しています。ペンシルベニア州の認可CPAおよびCFP®です。




ご留意事項

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バンガード・マーケティング・コーポレーション、バンガード・ファンドの販売会社

 

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