バンガードのエクスペンスレシオ(経費率)は変動します

26 December 2016 | ファンドニュース

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今回は、2012年3月30日に米国バンガードのウェブサイトに掲載された経費率(ファンドの平均資産残高に対する運用その他の経費の比率(%))に関するコラムをご紹介いたします。

注: 2016年12月26日現在取り得る最新のデータに更新しています。

バンガードのファンド/ETFの経費率、いわゆる投資家の皆さまにご負担頂く運用コスト(資産に対する%で表される)は、ファンドの運用資産残高や運用コストの変化に応じて変動する性質のものです。

例えば、マーケットが上昇しファンドの資産残高や投資家からの資金流入が増え規模の経済が働くと、経費率は引き下げられる可能性があります。一方で、資産残高が減ると経費率は上昇するかもしれません。投資のコストは皆さまが手にするリターンに直接影響するからこそ、バンガードは経費率の変更に注意を払うことが重要だと考えています。

経費率の変更が意味するもの

バンガードという会社は、バンガードのファンドの投資家によって所有される企業構造のため、一般的な株式会社のように利益を追求する必要がありません。そのかわりに、実現したコスト節約分をファンドに還元することで、結果として投資家の皆さまによりよい投資リターンをもたらしています。

バンガードの原価ベースのコスト構造が規模の経済と結びつくことで、2015年12月末時点のバンガードのファンドの平均経費率は0.18%と、バンガードが創業された1975年当時の0.89%と比べると、80%近いコスト低減を実現しています。また、バンガードETFに関して言えば、2004年当時60億米ドルの残高を運用し、平均経費率は0.22%でしたが、2015年12月末現在運用残高は5,930億米ドルになり、平均経費率は0.12%と45%近くコストを下げています。

経費率の変化がどのように影響するかを把握することは簡単です。経費率の1%は投資元本10,000ドル毎に年間100ドルのコストが課されるということです。例えば0.50%の経費率のファンドがあったとします。この場合、10,000ドル投資するごとに50ドルがコストとして引かれますが、経費率が0.25%に下がった場合に引かれる額は25ドルになります。

経費率は大切な要素ですが、唯一の指標ではありません

ファンドの経費率が上下したとしても、ファンドを売買しようとする唯一の理由にはなりません。投資判断において投資のコストは重要な投資判断の指標であると信じますが、自分自身の投資目標や投資期間、リスク許容度についても考える必要があります。

また、ファンドのパフォーマンスだけで投資判断をしてはいけません。単に過去のパフォーマンスの良さでファンドを選んだり、パフォーマンスが悪いからといって投げ売りをしたりすることは、ただちに手痛い失敗を引き起こします。せっかくの低コストのメリットも吹き飛ばすほどの重大な間違いをしてしまうことにもなりかねません。


ご留意事項

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    詳しくは販売会社より交付されます投資信託説明書(交付目論見書)をご覧下さい。

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