2017年のためのバンガードの投資のヒント

27 January 2017 | 行動ファイナンス

 印刷

新年が始まり、私は、投資家の皆さまから寄せられている質問にとても驚いています。これまで一度も、世界的な金融危機の時でさえ、投資家の皆さまから世界の市場や政府の動向について、このような明確な懸念が示されたことはありませんでした。

私たちは前例のない時代に生きていますから、もちろん2017年に何が起こるかを予測することはできません。そして、バンガードのことをよくご存知の皆さまであれば、私たちから耳寄り情報や「大本命」といったものを期待できないことは理解されているでしょう。しかし、投資家の皆さまが投資目標を達成するのに役立つと私たちが確信している4つの提案があります。

1. 不確実性に備える。
英国の欧州連合(EU)離脱の国民投票と米国の大統領選の結果を含め、2016年に起こったいくつかの政治的そして経済的出来事が人々を驚かせました。市場はこれらの予想外の結果に乱高下しましたが、私たちは2017年に更なる予期せぬ出来事が起こると予想しています。米国の新政権が発足すれば、政策の変更が投資家に影響を与える可能性があります。投資家にとって有益なものもあれば、市場に乱高下をもたらすものもあるかもしれません。いかなる環境においても最適なアプローチは、長期的展望とバランスよく分散されたポートフォリオを維持することです。

2. より多く貯めて投資する。
近い将来において市場が乱高下する可能性に加えて、私たちは、今後10年間の株式と債券市場のリターンが、過去数十年に比べて低くなると予想しています。これは、投資家の皆さまには今まで以上にお金を貯め投資額を増やしていただくといった負担をかけることになるでしょう。私たちは定年後のために所得(確定拠出年金などによる拠出を含めて)の12%から15%を投資することを推奨します。十分に貯め投資しなかった結果、投資による見返りが得られなかったとしても仕方ありませんが、余分に貯めたお金を投資し、その資産運用がうまくいけば、予定より数年早く退職するといったことも可能なのです。

3. 資産を守る。
サイバー犯罪の脅威が高まり続けているので、私たちは、顧客の皆さまの資産とデータを守るために全力で取り組んでいます。しかし、投資家の皆さまにもリスクを認識し、安全策を講じて頂く必要があります。

4. 情報に敏感であれ。
偉大な投資家というものは、どのように全てのピースが整合するかを理解しています。ご自分のポートフォリオの全てのファンドについてよく理解し、ご自分の投資計画において、各ファンドが果たす役割を理解しておきましょう。市場や経済に通じていることは大切ですが、それらの動きに振り回されてはいけません。時流についていきながらも、それに反応したいという衝動を抑えよというのは、矛盾しているように聞こえるかもしれません。しかし、まさにそうすべきなのです。

上記を実行するのにサポートが必要であれば、私たちがついています。バンガードに資産を委ねて頂きありがとうございます。

2017年がすばらしい年となりますように。


 

ご留意事項

<リスクに関する情報>

一般に、株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は市場金利の変動等を受けて変動するため、 株・債券の価格が下落し、損失を被ることがあります。株・債券の価額の変動要因としては、主に「価格変動リスク」や「為替変動リスク」、「カントリーリスク」、「信用リスク」、「流動性リスク」などがあります。

 印刷