2020年、バンガード・グループは創業45周年、日本支社は設立20周年を迎えました。

1975年にアメリカで創業したバンガードは、2020年3月末現在、世界19拠点にオフィスを構え、お預かりしている運用総資産が5.3兆米ドル(約572兆円)という世界最大級の資産運用会社に成長いたしました。これは、ひとえに、世界中の3,000万人を超える投資家の皆さまからの信頼の証だと感じています。


日本におきましては、個人投資家の皆さま、そして機関投資家の皆さまに、低いコストで質の高いファンドをアクセスしやすい形でご提供することをミッションとして、20年間尽力してまいりました。72本のラインナップが揃うインデックス連動型ファンド「バンガードETF®」、そして同じ企業理念を共有する国内のパートナー会社様と協働でご提供している国内籍投資信託、ともに着実に業績を残すことができておりますことに、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

私たちのビジネスの基盤は、揺るがない投資哲学と、ファンドの投資家がバンガードの株主になるというユニークな会社構造にあります。

目標を立て、バランスよく分散されたポートフォリオを持ち、長期的な視点でコスト意識を持ち続けること。これは一見シンプルでありながら、時に守ることが難しい原則でもあります。しかし、どんな市場環境下においても、私たちの投資戦略には一貫して「目標・バランス・コスト・規律」という投資哲学が活かされています。これが、私たちの成功の支柱となっているのです。

また、バンガードが運用するファンドに会社が所有されているという独自の会社構造は「投資家の皆さまの成功が、すなわち、バンガードの成功であること」を意味します。この独自性は顧客第一主義というバンガードの文化の根底にあるものです。私たちが低コストを追求する努力を続けられるのは、決して激しい価格競争の中で勝ち抜くためではなく、「投資家の皆さまに利益を返していく」という創業時からの方針なのです。

日本の投資信託業界は今、変革の真っ只中にいますが、私たちはこれからも引き続き、「全ての投資家の皆さまと公平に向き合い、投資目標達成のための最良の機会をご提供する」という使命のもと、皆さまの長期的な資産形成のサポートをさせて頂きたいと思っております。

そして、私たちは、バンガードの普遍的な使命や哲学を具現化する方法を常に模索し、運用商品やサービスの拡充、新たなビジネスアプローチの構築など、バンガード創業当時からの大切な思いを変えることなく、さらなる進化を遂げることができると考えています。

今後とも、皆さまのご愛顧とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社
代表取締役社長 小林 賢