4本の柱

顧客重視、誠実さ、スチュワードシップというバンガードの核となる価値理念は、私たちの顧客、クルー(社員)、コミュニティとの日々のやり取りに反映されています。私たちはインベストメント・スチュワードシップ・プログラムを、これらの価値理念、ならびにバンガードの核となる目的の自然な延長線上にあるものだと考えています。 優れたコーポレート・ガバナンスとはどのようなものでしょうか?バンガードの4本の柱が、コーポレート・ガバナンスに対する当社の考えの枠組みとなっています。

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優れたガバナンスは優秀な取締役会から始まります。私たちは主に、すべての株主の利益を代表する取締役が、独立性(考え方においても、また利害関係においても)、能力(企業および業界に関連するあらゆるスキル)、適切な経験(各自の役割に有益な視点をもたらすことができるような)を持っていることが重要だと考えています。また、個人的な特徴(性別、人種、年齢など)とともに、それぞれの考え方やバックグラウンド、経験における多様性が、株主利益を効果的かつ積極的に管理する能力に大きく貢献すると考えます。企業の取締役会が適正に構成され、よく機能していれば、良い結果に繋がるでしょう。

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私たちは、株主に権限を与え、取締役会および経営陣が確かに説明責任を果たすようなガバナンス体制が重要であると考えています。必要に応じて、取締役が説明責任を果たすことを、特定のガバナンスや細則の規定を通じ、株主は要求できるべきだと私たちは信じています。優先規定の中には、取締役が取締役会に加わるもしくは留まるには、毎年、株主によって選任され、過半数の票を獲得しなければならないというものがあります。取締役会が株主の意見に抵抗している場合、株主が臨時株主総会を招集して、取締役候補者を推薦する権利を私たちは支持します。

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業績連動型報酬の方針およびその実行は、投資家が長期的な利益を得、それを維持するうえでの基本的な推進力になると私たちは考えています。同業他社・競合相手と比較したインセンティブを組み込みながら経営陣の報酬を決定する際、取締役会は中心的な役割を果たします。これらの慣行、企業業績との整合性、そしてその結果を効果的に開示することは、インセンティブと報酬の相互関係や長期的利益への結びつきに対する信頼を株主に与えるうえで重要です。

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取締役会は、自社の業界や地域に照らして、関連性および重要性が高いリスクを監視し、管理する責任を負っています。長期的に株主の価値に影響を与える可能性があるリスクを特定し、理解し、数値化し、監視し、さらに(適切な場合には)開示することについて、取締役会は綿密かつ、総合的で思慮に富んだアプローチをとるべきです。特に取締役会は、通常の業務を通じ、リスク監視へのアプローチを株主に伝えるべきです。