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「貯蓄」と「投資」という言葉の意味を、「何のためにそのお金を蓄えるのか?」という観点で考えて見ましょう。
「貯蓄」の目標は、まず資産価値の保全です。 一般には比較的近い将来の出費に備える資金として蓄えられます。 当然、預金や貯金といった極めて安全な手段で運用されます。
一方、「投資」の目標は、インフレ調整後の資産価値を増やすことです。 かなり先の将来、例えば、退職後の自分年金を今から蓄える、という場合にあてはまります。
10年、20年、という長期投資を考えると、短期的なブレはあまり気にする必要はありません。 したがって、株や債券で運用することが理にかなっています。
それでも、株や債券に投資するとなると、自分の資産がどんな荒波にさらされるか不安だ・・・、という方も多いでしょう。

上の図をご覧ください。
左の「株」のグラフは、米国大型株式市場を表すS&P500インデックスのリターンが、どのくらいブレるのかを示しています。
1926年から2008年のうちの、1年間のリターンを並べると、上は+54%から下は-43%まで、まさに荒波にもまれているようです。
しかし、その保有期間を「3年」、「5年」、「10年」と長くしてみると、過去80年間のどの時期をとっても、リターンのブレ幅は縮小していきます。
さらに興味深いことに、「マイナス・リターン」になってしまう割合も著しく減少するのです。 「1年保有」の場合は30%の割合でマイナス・リターンの時期がありましたが、「10年保有」をみると、3%にとどまっています。
債券のグラフは株に比べると穏やかです。 しかし、やはり同様の傾向を示しています。
株や債券が「時間」を味方につけると、預金や貯金に比べて、資産価値の増大に大きく寄与してくれる、ということがお分かりいただけるでしょう。
上に掲げたパフォーマンスのデータは過去の実績であり、今後の結果を保証するものではありません。
インデックスのパフォーマンスはいかなる特定の投資結果を表すものではなく、インデックスそのものには投資できません。
投資信託への投資はリスクを伴い、元金を失うこともありえます。
債券投資には金利リスク、信用リスク、インフレリスクが伴います。