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インデックス投資の有用性

インデックス運用とは、市場の動きを表す特定のインデックス(日経225、TOPIX、アメリカのダウ指数など)と連動した値動きを目指す運用手法です。なぜインデックス運用が有効なのでしょう。
誰もが市場平均を上回る、より高いリターンを得たいと考えます。しかし長期にわたって市場に勝ち続けることは至難の技です。それには理由があります。

1. 投資家全員が市場に勝つことはできません

証券市場に参加している投資家全員が市場平均以上の成績をおさめることはできません。なぜなら市場参加者全員の成績を平均したものが市場平均だからです。半分の投資家が市場平均に勝てば、もう半分の投資家は負けていることになります。

2. コストは運用収益を減少させます

指標となるベンチマークのリターンと比較した場合、投資家全体の平均リターンはファンドにコストがかからなければ、ベンチマークのリターンと同じになるはずです。しかし、実際はファンドにコスト(販売手数料、信託報酬など)がかかる分、ベンチマークのリターンを下回ることになるのです。それはベンチマーク にはいかなるコストも含まれていないからです。

3. 金融市場は効率的です

これは、「株価は全ての情報を織り込んだ適正な価格である」という効率的市場仮説にもとづいた考え方です。
投資に関する情報は今日、だれでも容易に入手可能(特に大企業に関して)なため、差別化が難しく、長期にわたって優れた運用成績を維持し続けるのは難しくなります。比較的まだ効率的ではない市場(例えば新興国市場、小型株市場)もありますが、そのような市場への投資には、調査費用などで更に高いコストがかかる傾向があります。
当然、長期間にわたって市場平均より高い運用収益を勝ち取っているアクティブ・ファンドもあります。ただこのようなケースはごく例外的なものです。現在優秀な成績をおさめているファンドがしばらくするとごく平均的な成績のファンドになってしまうことはよくあります。長期間での運用実績を比較すると、ごく一般的なインデックス・ファンドがそのカテゴリーにおける多くのアクティブ・ファンドの運用収益を上回っているという米国での調査結果もあります。

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