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インフレが続くと、保有している資産の価値は徐々に目減りする可能性があります。そこで、資産を長期で運用し、更に複利の効果を利用することがインフレリスクの対抗策となります。
投資した資金からは毎年利子や配当、キャピタルゲイン(値上がり益)を得られる可能性があります。ここで得た利益を再投資すると、更に利益が得られます。この更なる利益も再投資されることで、ますます新たな利益を得ることができます。「お金がお金を生む」ようになるのです。このような仕組みを複利といいます。
65歳のA子さんとB男さんの例を考えてみましょう。
2人は定年後のため、毎年5%のリターンが得られる金融商品に年100万円ずつ投資し、利益は毎年再投資されるとします。投資開始年齢と投資期間、そして総投資額にご注目ください。
| 投資開始年齢 | 投資期間 | 年間投資額 | 総投資額 | 65歳時受け取り額 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A子さん | 30歳 | 10年 | 100万円 | 1,000万円 | 4,472万円 |
| B男さん | 45歳 | 20年 | 100万円 | 2,000万円 | 3,472万円 |
A子さんの投資期間はB男さんより10年短く、投入した資金は1,000万円少ないですが、A子さんはB男さんよりも1,000万円も多く貯めることができたのです。これは、A子さんが15年早く投資を始めていたからです。
※この例はあくまで説明のためのものであり、実際の収益とは異なります。
1年でリターンが5%のものが複利のマジックにかかると・・・30年後の累積リターンは、なんと332%にもなります。
これが「お金がお金を生む」と言われる所以です。重要なことは投資を始める時期が早ければ早いほど、複利の効果が大きくなるということです。