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5-2.マーケット(市場)・タイミング

「安く買って高く売る」ことは可能でしょうか?

「安く買って高く売る」

市場の安い時に一度に多額の投資を行い、高くなった時に一気に売り払えばリターンは最大化します。これをマーケット(市場)・タイミングと言います。
でもいざ投資をしようとした時、「今は価格が天井なのではないか、近いうちに価格が下落するのではないか」という不安から、投資をためらった経験をお持ちではないでしょうか。いつ、どのくらいの幅で市場が上昇、または下落するかということを常に的確に予想できる経済学者や金融の専門家はいません。その専門家でも難しい予測を一般の投資家が長期にわたって当て続けることは至難の技です。
多くの投資家は価格が上昇した後に市場に飛びついて高値掴みしたり、価格が下落した際、パニックになって狼狽売りをしたりと、市場が混乱する原因となるのです。

「成功確率1.2%」

株式や債券市場の大幅な上昇は突然起こります。
ミシガン大学の研究によると、1963年から1993年の30年間における米国株式市場の上昇幅のうちその95%が、取引のあったすべて日のなかで最も値上がりした1.2%の日に集中しているのです。つまり投資の利益のほとんどが100日のうちたった1. 2日に集約されているということです。これは、長い期間のなかで、少しの間でも市場から目を離すと、投資家のリターンを著しく損なわせる可能性があるということを意味しています。
マーケット・タイミング戦略をとっている投資家は、このような「突然起こる市場の上昇を逃してしまうかもしれない」という高いリスクを負っているのです。

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