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投資のコラム

[2009/12/24]コア・サテライト戦略

実際に「どのようにポートフォリオを組み立てるか」を決めるのはとても難しい問題です。その解決方法の一つに、コア/サテライト・アプローチがあります。「コア(核)」とは株式市場、あるいは債券市場に幅広く分散投資されたインデックス・ファンドを意味し、「サテライト(衛星)」は特定の市場セグメントから選ばれた2種類以上のアクティブ・ファンドを意味します。ちょうど核となる惑星の周囲を衛星が回っているかのごとく、インデックスとアクティブの両方の運用スタイルのファンドを保有するイメージです。

「コア(核)」としてのインデックス・ファンドの強みは、優位な長期的パフォーマンス、分散投資効果、指標インデックスに追随する一貫性のあるパフォーマンス、そして言うまでもなく低コストです。一方、アクティブ・ファンドの強みとして、投資のフレキシビリティ(柔軟性)、市場を上回るパフォーマンスへの期待などがあげられます。 この両方の運用を組み合わせることは、これら対局にある運用方法のちょうど中間に自分の投資資産を位置付けることと考えてよいでしょう。つまり、インデックス・ファンドの低コストとパフォーマンスのわかり易さ、そしてアクティブ・ファンドの高コストではあるが、市場を上回るパフォーマンスへの高い潜在性、そのどちらも半分ずつが期待できるということです。

ただし、単にアクティブ・ファンドとインデックス・ファンドを無造作に保有しただけでは、「コア/サテライト戦略」を実践したとは言えません。ポートフォリオ全体の中でそれぞれのファンドのインパクトを十分に考慮する必要があります。

さらに、他の投資スタイルと同じく、コストは重要な要因となります。高コストのファンドから、高パフォーマンスをあげることは難しく、やがてポートフォリオ全体に悪影響を及ぼすでしょう。また、ポートフォリオを構成するすべてのファンドが、同時によいパフォーマンスをあげることを期待してはいけません。それぞれファンドのリターンが違うからこそ、全体のポートフォリオが強化されるのです。

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